もしもクラゲに刺されたらUmi's Diary

クラゲに刺されたら患部に酢をかけて下さいって聞いたことありませんか？
あれ、半分間違っているんです。

まず、なぜ酢をかけるのかについて
クラゲに刺された時、まだ皮膚にクラゲの触手がくっついている可能性があります。
これを刺激すると毒針が飛び出してまた刺されてしまうので、触手を取り除く必要があるのですが、
酢をかけることで触手を鎮静化し、触手を触っても毒針が出て来なくなります。

ただ、酢で鎮静化できるのは箱虫と呼ばれるグループのクラゲのみ
ハブクラゲやアンドンクラゲなど、箱状の傘が特徴です。

キノコのような傘を持つ、所謂クラゲらしい見た目のものは鉢虫と呼ばれ、
この触手に酢をかけるとビックリして毒針が一気に飛び出して来ます。
事態が悪化する為、絶対に酢をかけてはいけません。
アカクラゲやタコクラゲ、その他多くが該当します。

何に刺されたか不明な場合は海水で軽く流しながら触手を取り除いて下さい。
淡水もNGですよ！